それぞれの断熱材の特長
ロックウール
ロックウールとは製鉄時の副産物である高炉スラグや玄武岩などを原料に作られる繊維状の断熱材です。
北欧など断熱・環境先進国で古くから使用され、現在も進化を続けています。
耐熱性・耐火性をはじめ遮音性にも優れています。
[ ロックウールの特長 ]
グラスウール
グラスウールとはガラスを繊維状にした断熱材で、いくつかの性能ランクにわかれています。
ロックウールと共に日本で最もポピュラーな繊維系断熱材です。
発泡プラスチック系断熱材
発泡プラスチック系断熱材は、「押出法ポリスチレンフォーム」「ビーズ法ポリスチレンフォーム」「フェノールフォーム」など様々な種類があります。
形状はボード状のものが中心となっています。
一般に湿気に強い特性を持ち、床の断熱に多く用いられています。
繊維系と比較するとコストは高くなります。
現場発泡プラスチック系断熱材
建築の現場で専用の機械を使用して、壁などに原液を吹き付けて発泡させる断熱材です。
現場で発泡させるため、その品質を管理するのが重要となります。