耐延焼比較試験
大切なマイホームを延焼から守るロックウールの強さ
模型箱燃焼比較試験
(一財)日本建築総合試験所 池田事業所で行った試験です。
試験時間は20分間で、ロックウールと発泡ウレタンの試験体を模型箱にセットし、それぞれをバーナーで燃焼しました。
- 試験体:
- ロックウール(厚さ55㎜)・発泡ウレタンの2種類(厚さ55㎜)
- サイズ:
- 外寸高さ1,032㎜×幅約840㎜×奥行約1,776㎜
- 試験方法:
-
模型箱に試験体をセット→バーナーで20分間燃焼
試験中の発熱速度と総発熱量を測定。試験後の試験体確認。
ロックウール | 発泡ウレタン | |
---|---|---|
試験スタート | ||
試験から 6秒 |
変化なし |
黒煙(有毒ガス)が出始める |
試験から 55秒 |
変化なし |
フラッシュオーバー発生・ |
試験後の 試験体 (20分後) |
変化なし |
燃え尽きて煤になる |
結果
<発泡ウレタン>試験開始後約6秒で黒煙(有毒ガス)
が発生、約12分で全焼し、燃え尽きました。
<ロックウール>20分間燃焼しても変化なしでした。
垂直トレイ燃焼比較試験
一般社団法人 電線総合技術センター(JECTEC)で行った試験です。
試験時間は20分間で、ロックウールと発泡ウレタンをそれぞれ
バーナーで燃焼し、耐延焼性能を比較しました。
【試験後の試験体】
結果
発泡ウレタンは、試験開始約1分半で貫通。
約7分で全焼してしまいましたが、
ロックウールは、20分間燃焼後も変化なしでした。
耐熱性比較試験
大切なマイホームを守るロックウールの耐熱性能の高さ
メッケルバーナー法燃焼試験
国内の品質評価機構にて行ったメッケルバーナー法での燃焼比較試験です。
試験体を一定のバーナー火力で2分間燃焼し、その炭化面積から試験体の状況を比較しました。
炭化面積とは、燃焼により試験体が溶け出してくぼんだり、穴があいたりした面積のことです。
結果
発泡ウレタンは、大量の白煙が発生し、
溶けて穴があいてしまいましたが、
ロックウールは炭化面積はゼロでした。
ガスバーナー燃焼試験
3種類の断熱材を1分間ガスバーナーで燃焼し続ける実験です。
結果
発泡プラスチック系は燃え尽きてしまい、高性能グラスウール16Kは
大きな穴があきました。
それに比べて “ロックウール”は表面がほんの少し焦げただけでした!!
この試験でも、優れた耐熱性能をお分かりいただけます。