ロックウール製品紹介
住宅用断熱材
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充てん断熱工法、外張断熱工法、付加断熱断熱工法、 試験方法と判断基準をご紹介します。
防耐火試験に用いた木造住宅の「充てん断熱工法」と 「外張断熱工法」についてご説明します。
ロックウールやグラスウールなどの
繊維系断熱材を柱間に充てんする工法です。
発泡プラスチック系のボード状断熱材を
柱の外側に張る工法です。
ロックウール・グラスウールの「充てん断熱工法」と、
押出法ポリスチレン・硬質ウレタンフォーム・フェノールフォームの「外張断熱工法」、
そして断熱材を入れていない「無断熱」との防耐火性能を比較しました。
各断熱材での比較まとめ
断熱材を入れることで防耐火性能が
低下する傾向にありますが、
ロックウール
だけは
防耐火性能を向上
させます!
地球環境に優しい住まい方として国が普及を推進しているZEH※(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)や、
HEAT20のG1、G2グレードなどの高断熱住宅を実現するためには、
充てん工法と外張工法を併用した「付加断熱工法」が不可欠となってきます。
今回の防耐火試験では、「付加断熱工法」についても検証していますので、ご説明します。
※:ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、住宅の高断熱化と高効率設備により、
快適な室内環境と大幅な省エネルギーを両立した上で、太陽光発電システム等によってエネルギーを創り、
年間に消費するエネルギー量が概ねゼロ以下となる住宅です。
付加断熱工法での比較まとめ
全ての組み合わせにおいて、
グラウスウール断熱材を
充填した場合より、
ロックウール断熱材を充填した場合
の方が
防耐火性能が優れている
ことが判明!
断熱構造の基本となる充填断熱工法、
高断熱住宅に使われる付加断熱工法においても、
断熱材はロックウールが最適です!
防耐火試験の加熱は屋外(外壁側)と屋内(内壁側)からそれぞれ行い、
防耐火性能が失われるまでの時間を計測し、各断熱材使用による防耐火性能を比較しました。
壁体の防耐火性能には、3つの性能があり、屋外・屋内加熱では要求される性能が異なります。
上記3つの要求性能のうち、加熱開始後どれか1つが失われた時点の時間を計測し、
防耐火性能が失われるまでの時間が長ければ、防耐火性能は高いと判断します。
時間が長い=防耐火性能が高い